40年目の刻の涙「第7話:サイド1の脱出」

「サイド1の脱出」
(テレ朝系:1985年4月13日 土曜日)テレ玉:2025年4月12日 土曜日


ティターンズ艦アレキサンドリアでジャマイカンの前に立つライラとジェリド。前回レコアのホウセンカが地球圏に降下する際の攻防でティターンズ・連邦連合は半数がやられたらしい。ライラ隊の方がジェリド隊より良い活躍をしたらしいがそりゃそうだろう。地球育ちのエリートがすぐ実力発揮でないでしょう。ライラは対した相手が特別といい、ホワイトベース隊を持ち出すが。それってホワイトベースが連邦内部でも伝説化されているだけであって、現実問題として相手が赤い彗星なのだからやられて当然でしょう。

そのまま話題はアーガマについて。前述のようにライラはホワイトベースは直接知らないと断っているが、この”ホワイトベース”という固有名詞は視聴者を惹きつける。

MK-IIを評して、「無手勝流に見えても、ぶつかってみるとその抵抗力は圧倒的に思える」らしい。そりゃ連邦を恐れさせた赤い彗星が伝説のガンダムと合わされば最強でしょう。
(注:この時点で件の2話は未視聴)

やはりガルバルティ隊はティターンズではないとわかる。ボスニアに戻ると言ってるし。でも着用しているのは黒いノーマルスーツなんだよね、ライラ以外。これがこの時代の連邦の正式ノーマルスーツなのだろうか?


場面は変わってアーガマ。
ブレックス、ヘンケンに対面するエマとカミーユ。謎の組み合わせ。クワトロがいないからそう思うのか。カミーユの保護者はクワトロだろうに。カミーユを正式にパイロット候補にする話。カミーユは「ちょっと考えさせて」くれって、そんなの言ってたの覚えてないよ。アムロのように成り行きで、とはいかないんだ。クワトロもアポリーもロベルトもいるし、ヘンケン(ブレックスだったか?)曰くモンブランのGMのパイロットもいるとのことだし。

このシーン、印象的なのがテーブルにりんごが積まれているところ。貴重な生フルーツだろう。ヘンケンは男らしく皮ごとかぶりつく。エマはナイフで皮をむいているようだが、ブレックスのためか?


諸般の事情で以下手抜き。 
 ・この歳で軍人ですか(カミーユ)

 ・前の大戦のホワイトベースのクルーは(ブレックス or ヘンケン)

 ・地球圏は働き手不足(ブレックス or ヘンケン)

ブレックスとヘンケンに対し考えさせてと言った後は、カミーユはモビルスーツデッキあたりでクワトロに相談する。

(また手抜き)
 ・中尉待遇?、ありえるな(クワトロ)

 ・大尉は何故軍人なんです。
  聞きたいものです。

 ・他に食べる方法を知らないからさ、だからいまだに嫁さんももらえん。

クワトロに生活感・・・、違うか普通の人に見せかけるために「嫁さん」とか言わされちゃうのか。

連邦のダメさ(軍の人事広報をみてもアムロ・レイの消息をつかめない)を、アムロ・レイの消息が掴めないとクワトロは言うが、何でそんなこと知ってるのだろう。連邦に潜入したクワトロは、いの一番にアムロの行方を探したのだろうか。

アムロが居たら自分の素性がすぐにバレるから警戒してなのか。それとも自分の仲間に引き込もうとして?だとしたら、あの時の「ならば同志になれ」が活きてくる。


30バンチに降り立つカミーユはいつのまにか白いノーマルスーツを着用。エマは一般パイロットと同じ黄色なのに・・・。(ZZでルーは特別色”青”を着てるのにね。)
(20250414Mon)(20250415Tue)


30番地事件の真相について語るクワトロ、
>地球連邦の人々は宇宙という新しい環境を手に入れて、
>そこに適応していこうとする人間を恐れたのだ。

エマ
>ニュータイプになるから?

クワトロ
>そうだ。ニュータイプをエスパーのように考えているから、
>いつかそのニュータイプに主権を侵害されているのを恐れているのさ。

驚きUC(ユニコーン)のラプラスの箱に繋がる初手はここにあったのか。クワトロが語る言葉が興味深い。30バンチ事件はそもそもデモがあったのね。エゥーゴっていうか反地球連邦運動ね。トミノ思想の根底にあるものだよね。0080も0083もその他の宇宙世紀ものの底が浅いのはソコだよ。

ライラはカミーユにティターンズかと問われ、即座に否定しておきながら、腕にはティターンズのロゴが。アレキサンドリアで補給受けた際にノーマルスーツも借り受けたということか。

そしてエマとライラは互いを知っていたが、どこかで顔合わせていたっけ?裏設定か。女性士官、しかもパイロット同士だから旧知だったのかも。


ライラが散る時のセリフ(自問)、これは最後の"自分はオールドタイプ"って認識するところ、10歳当時から意味は理解せずとも記憶に残っている。
>そうか・・・私は今、あの子はただ者じゃないと言った。
>この分かり方が無意識のうちに反感になる。
>これがオールドタイプということなのか。

今日び、自分も気をつけないとライラになりかねないね。


アポリーのリック・ディアスをクワトロが借り、ディアス隊は左右に展開したはずだが、描かれたのはカミーユのMK-IIとライラのガルバルティ戦のみ。クワトロとロベルトは他の2機のガルバルティを抑えていたのだろうか。前半、アーガマにエゥーゴカラーのGM IIがいる感じだったが、アポリーはさすがにGMには乗らんのか。
(20250415Tue)

それにしてもライラがこんなに早く散るとは思わなかった。しかもほぼ初陣に近いカミーユにらやられていたとは。そしてティターンズに選ばれるくせにライラの喪失に涙するジェリドって、やっぱり情け無い。

<あんなものもまで消化しないといけなくなったので、遺憾ながら中途半端な考察で投稿。>


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