40年目の刻の涙「第2話:旅立ち」

「旅立ち」

(テレ朝系:1985年3月9日 土曜日)テレ玉:2025年3月8日 土曜日 


オープニングはエゥーゴカラーになっていた。でもリック・ディアスとハイザックが並んでいたり紛らわしい。


2話が完全に1話と繋がっているのには今さらながらビックリ。カミーユの描写に1話を使って、肝心のMK-IIを奪うのが2話だったとは。つまり1話では官舎に突っ込んだジェリドしか乗ってないってことか。


徐々に明らかになるティターンズの実態。ジオンの残党狩りと言っていたのに、エゥーゴなら闘わなきゃいけない。うーん、リック・ディアスはジオン系っぽいけど、アーガマという白い戦艦は連邦風。こりゃ10歳には理解できんぞ。


エゥーゴを迎え撃つ、ジム。でもカラーリングが微妙に違うはず。よーく見ると360度フルスクリーン(全天周囲モニター)か。でもパイロットは旧式ではリック・ディアスに付いていけないと。

これは後に(TV本編とは別に)知ることになるが、ジムIIはコックピット周りを回収しただけだったような?


リック・ディアスを駆るシャアも物足らなさそう。だってコロニー内とは言え、背中から取り出したのはチャチイもん。
(20250310Mon)


テンプテーションのキャプテン・ブライトはたまたま居合わせたけど、経験値がものを言うのか、現場で血が騒ぐのか、指揮官らしい動き。このブライトの立ち位置も我々を混乱させる。


MK-IIを奪われたことに対してフランクリン・ビダンは、あんなものと言っているが、バスクはこだわる。機密を見られたからか。フランクリンは技術屋だっけ?この時点でティターンズはMK-IIの後継機種を開発済みってことか?なんだ?マラサイあたりか?バスクが拘るのはMK-IIがガンダムであるためか。バスクにガンダム神話信仰なんて無さそうだが。

技術屋なら自身の開発に関わった機体にこだわりそうだし、逆に指揮官の方が後継機種(の方が優れているとして)があるから戦略的に諦めそうだが。


フランクリン・ビダンに戻ると、あんまり技術屋っぽくないんだよね。テム・レイの方が技術屋らしい。マッドサイエンティストならぬマッドエンジニア。
(20250311Tue)


ジェリドがハイザックで追いかけるのが紛らわしい。ザク顔が連邦なんて、でもそれが主人公に敵対する勢力のメタファーになっているのか、いま解釈すると。


ブライトが執拗に一般将校として殴れているのも、その一環だろう。ブライトさん殴られ損。視聴者理解のために。
(20250310Mon)


それにしてもブライトさん活躍しすぎ。移動砲で自ら反撃しかけるし。実戦慣れしていないエマを誘導する仕草も見せるし。
この時ブライト中佐は25歳か、それでも他のキャラは呼び捨てなのにブライトだけさん付けしてしまう。(あとはハマーンに様を付けそうだ)


改めて整理すると、カミーユが奪ったのは3号機でジェリドの機体。クワトロ駆るリック・ディアス隊が捕獲したのはカクリコンの2号機であった。
以降カミーユが執拗にジェリドに絡まれるのはジェリド機を奪ったせいだったか。

それにしてもエゥーゴ迎撃のためハイザックに乗るセンスからして、そりゃ逆立ちしたってカミーユやクワトロには敵わないよ。


そう言えば、エゥーゴの説明としてジオンの残党と手を組んで反地球連邦活動しているとあったが。あくまでバスク、ティターンズの見解。これだって当時は理解が追いつかないよ。


それにしても。ブライトはカミーユのMK-IIの挙動からアムロの再来を言っているが、シャアはモビルスーツの扱いに関してはカミーユを特別視してないんだね、この時は。
その割にはグリプスに潜入する際、走るカミーユの鼓動を感じていたから、ブライトよりはニュータイプ的感覚で捉えていたのだね。
(20250311Tue)


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