40代コロナに感染して思ったこと

46歳(男、基礎疾患なし)、真夏に新型コロナウイルスに感染して思ったこと。

第8波の来る前に防備録も兼ねて、感染者のひとりとして記録しておく。

・最新の変異株による症状を把握していなかったため、
 コロナにかかったと疑うことができなかった。

・My HER-SYSなんて仕組み(システム)があることを知らず、
 厚労省や保健所からのSMS(ショートメッセージサービス)を信用できなかった。

・いわゆる風邪の倦怠感より遙かにきつい。

・高熱で身体の悪いところが痛くなる?




最新の新型コロナウイルス感染症の症状を知っておく

日曜日の朝、目が覚めると普段以上に身体の疲れが抜けていない感じ。
とても起きられそうにない。
なんだか身体も熱いような気がする。
でも「喉が痛くない」から風邪、コロナ感染とは思わなかった。
連日の酷暑(猛暑)から熱中症になったと思い込んでしまった。

コロナの症状って、味覚がなくなる、肺がやられる=咳き込む、
という初期型のイメージがすり込まれていて、
オミクロン、変異株BA.2や最新のBA.5での症状を認識していなかった。
故に、まさか自分が感染するわけがないという先入観と、熱中症という思い込みが初動を遅らせてしまった。
と言っても、初動って何?って感じなのだが。

抗原検査キットでもPCR検査でも、正体がわかったところで、
 黒いレイバー=グリフォン
と知った特車2課みたいなもの。

まぁ、自分の状況が把握できれば少しは安心(?)できるし。
同居者がいれば隔離されなければいけないし。
仕事にも行けなくなるしで、下手にウイルスをばらまいて歩くこともなくなるので大事なことではあるが。

前述の通り、まさか自分が感染するなんてと思っていたり、
季節柄から熱中症だよと思い込んでみたり。
また日曜日だと言うことで、積極的に発熱外来に行こうとならなかった。

ダウンした前日、自宅の24時間換気システムの清掃を行ったのだが、
これって高所作業でもあり、かなりの頻度で翌日に疲れが残った経験則から、
今回はプラスアルファの温度条件でいつも以上にバテたと思い込んでもいた。

ここで、よくニュースでやっているような
コロナ感染と熱中症の違いをきちんと把握していれば、
良かったのかななんて、今さら思う。

ただ、コロナが流行った当初は、怖さもあって情報を追っていたが。
あるとき「脳疲れ」的な記事を読んで、日々の深刻なニュースを追うことに意図的に制限をかけてもいたんだよね。
このあたりの線引きは難しいところ。
時間を区切って、信用できるソースから情報収集することが大事なのだろう。



診察歴があればかかりつけ医

住んでいる自治体によるのであろうが、自分の地域では発熱したら、県のHPから発熱外来を探し、
自分でアポを取るようになっている。
一応サポートダイヤル的なものも紹介されているが、そもそもHP閲覧できている時点で、
自力で発熱外来を探せるはずであるから、大方はそちらに流れ、サポートへの負担を軽減させているのだろう。

さて1月にも毎朝の習慣である検温をしたら37.5度であり、その日は会社を休んだ。
上記のルートで発熱外来を探し、自力でアポを取ってPCR検査をやってもらった。

今回もそのときの病院が第一候補であったが、この酷暑である。
自転車であれば10分程度でたどり着けるが、何というタイミングか、
このときに限って自転車は駅前に契約している市営の駐輪場におきっぱななし。
徒歩だと健康体で20分ほどだが、37度後半の発熱+外気温35度に耐えられるか。
意を決して電話したが繋がらず。

近場の発熱外来を探すのは、システムの機能的に割と面倒なので、さてどうするかと途方に暮れそうになった。
PCR受けない限り、解熱しても出社できないのだ。
その時、何気に会社で耳にした話を思い出した。
一度でも行ったことがあれば「かかりつけ医」という話。
コロナ自宅療養明けの職場の仲間が話していたのだ。
居住都道府県は違うとはいえ、「かかりつけ医」の定義は同じだろうと、
手持ちの診察券の束をあさった。
どうにか日傘を使えば耐えられる距離のクリニックに電話をしてみた。
発熱外来はやっていないと切られそうになったものの、行ったこと(通院したこと)あってもダメですか?
と聞いてみた。
何しろ、このクリニックの建物の外に、怪しげな簡易テントが設置されていたのが頭の片隅にあったのだ。
診察券記載の番号(患者番号?)を言って、クリニックの患者と認識され、ついで保険証番号の確認があって、無事に検査対象に認定してもらえた。

そう、マスコミはこの「かかりつけ医」の定義をしっかり伝えた方が良いのではないか。


My HER-SYS知名度低い問題

「かかりつけ医」に電話した時、連絡はこの番号(=携帯電話)で良いかと問われた。
クリニック内には入れないので、着いたら電話してくれとのことだったので、クリニックとのやり取りに使うためと認識した。

ところがである。
陽性が判明し、保健所へはこちらで登録するので患者側ですることはないと言われ、帰宅し横になってしばらくすると、SMSがやたらと届く。
送信元は厚労省だったり、自治体だったり。
ここで初めてMy HER-SYSの存在を知るのだが。
指示されたURLは政府機関らしくgo.jpだが、アクセスすると.comになる。
昨今はSMSによる迷惑メール(フィッシングさぎ)が横行しているのだから、そもそも国がSMS使ってくるのやめようよ。
熱に浮かされながら、すでに日本は管理社会じゃんってPSYCHO-PASSを想像したよ。
というより、これも広報活動が足りない!せめて陽性者にはチラシ配ろうよ。

いわゆる風邪の倦怠感より遙かにきつい

30代前半にインフルエンザにかかったのが、直近でのもっとも重い発熱だった。
10年以上前ということもあり、体力面など異なるが、明らかに所謂風邪由来の倦怠感よりもきつかった。脚の疲れが取れずに寝ていても重く、脚を高くして寝たくなるが、これまでに感じた脚の重さの比ではなかった。もはや節々ではなく、脚全体が重く、いや痛いと言うべきか。
そして熱中症と間違うほど全身が熱い。


身体の悪いところが痛くなる?

いつも風邪で感じる倦怠感以上のだるさが徐々に節々の強い痛みに変わっていった感がした。
で局所的に強い痛みを感じた所って何かしら悪い部位なのではないかと勘ぐった。
と言うのも、歩いていないのに昔傷めた右の股関節が痛かったのだ。
梅雨時期や低気圧の時に古傷が痛むように。
この股関節が傷むだけなら気にしないが、半日ほど横になっていただけで、寝ているのが辛いほど腰が痛みもした。普段デスクワークなので腰はよく痛める。
また食べ過ぎ飲み過ぎ時に炎症感のある胆汁生成関係の内臓も気になった。この時は、ほとんど何も食べていなかったのに。
状況証拠から免疫反応で熱くなった身体が悪い所を教えてくれているようだった。


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