住宅選びには流路の考慮も大事です!

【住宅】【家】【生活】
ハウスメーカーに騙されるな(5)
流路編
最近は熱中症対策で無理をせず、エアコンを使いましょうという風潮ですが、なるべくならエアコンを使いたくないという方も多いでしょう。
エアコンを使わずに自宅で猛暑を乗り切るには。まずは室温を上げないこと。これは過去エントリー参照。
では高温になってしまった室内はどう温度を下げるのか。暑い空気は換気して逃がすしかない。でも換気扇では限界がある。コンロと風呂場と、あってトイレにくらいしか換気扇はないだろう。
理想的なのは外の空気の入れ替えること。外の空気も暑いとは言え、室温がいつまでも30℃台半ばだとしたら、それよりも下がるのは早いはずだ。
朝ムッとした室内より外の方が涼しいことがあるだろう。
さて、外気を取り入れるには、風の流れが必要だ。風が吹いていて、窓を大きく開口したとして、通り抜ける道、すなわち流路がきちんと確保されていないと、暑い空気はいつまでも滞留し続ける。
できれば対向に窓側あると良い。反対側は小窓でも良い。屈折して流れるようではダメ。わかりやすく表現すると自動車教習所のクランクのように空気が流れるのでダメなのだ。
この単純な流体力学、いや流体力学以下がわかっていないハウスメーカーの設計士は高い金もらって何をやっているのだろう。
声を大にして言いたいが、現場に出ないような設計士は信用できないよ!震災前とは言え全然エコ住宅じゃないんだもの。
ホント、ハウスメーカーに騙され、日差しだけを求めてはいけません!

#住宅

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