昼礼

【朝礼】【昼礼】【スピーチ】

昼に礼と書いて”ちゅうれい”と読む。行ってみれば朝礼の昼版だ。

世間ではどうか知らないけれど、うちの会社では昼礼が一般だ。
昼休みが終わってすぐ、午後一番に行われる。
いつからあったのかは知らないが、かなり昔からあったようだ。
フレックス勤務制のため、朝皆がそろうのは10時以降のためそこで朝礼では時間的にも、切れ目的にも中途半端なためであろう。
定時に出社している人間にとって作業の調子が乗ってきているところで朝礼で止められるのも面白くないだろう。

そう思ったとき、一体いつからフレックスタイム制はあったのか、昼礼は昔からあったというが、その頃すでにフレックスタイム制が導入されるほど先進的な会社だったのだろうかという疑問もわく。

理由はともかく、毎日昼礼が執り行われる。
それがこの昼礼、朝行われている朝礼が昼に置き換わるという単純なものではない。
別に難しくなったわけでもないのだけれど。

朝礼のイメージはリーダーが一日の予定や進捗報告を行うイメージがあるが、うちの昼礼は予定が伝えられることはほとんどない。
では、昼礼で何をやるかというと、輪番制の当番が簡易スピーチをする場。
はっきり言って仕事には直接関係ない。

もちろん、仕事の話をしてもよい。
それどころか何を話してもよい。
極端に思想がかっていたり、批判めいたことは自浄作用か発せられることはない。

この当番が結構苦痛だ。
3、4週間に1度回ってくるのだが、まず話す話題がない。
人に話すようなことが度々あるわけではない。
いや、注意深く生活していればいくらでも話すことはある。
だけど、どう話すか、どう終わらせるか、なぜその話をするか、考えていくと話すネタとして残らない。

社内的な発表イベントでは事前にシミュレーションするので、それほど緊張することも、とちることもないのだけれど、なぜかわずか数分の昼礼は極度に緊張し、ろれつも回らなく、話し終わった後に頬が熱くなっている。

昼礼が回ってくる日はよく眠れもしないし、午前中から昼休みいっぱい憂鬱だ。
こんな状態が度々あるからこそ、長期連休明けの憂鬱にも打ち勝って、五月病にもならないのかもしれない。


#朝礼 #昼礼 #スピーチ

0 件のコメント :

コメントを投稿