先日、金属についての講習を受けてきた。身の回りに金属は溢れているのに、知っているようで知らない、あるいは忘れていたことがたくさんあった。
技術者向け教育なのである程度の基礎知識があることが前提であった。化学と物理の基礎をもってすると理解しやすいようだ。
元素の周期表から始まった。確かに出発点はそこだろう。高校時代必死に覚えたものだが、理学でなく工学だとどうやら疎かにしすぎたようだ。こういう基本的な内容は、数年に一度読み返すべきだろう。
つくづく熊耳さんがレイバーの教則本を読み返していたのには頭が下がる。そんな場面を描いた作者ゆうきまさみ氏は何歳の時に描いたのであろうか。
つくづく熊耳さんがレイバーの教則本を読み返していたのには頭が下がる。そんな場面を描いた作者ゆうきまさみ氏は何歳の時に描いたのであろうか。
調理器具(フライパンや包丁)やアルミ缶(缶ジュース)など身の回りの例が豊富で面白かったが。こういう話は技術者だけでなく、一般の方も素養として知っていると、後々役に立ちそうだ。
試験のためにだけ勉強するのではなく、いろいろ役に立つのだと教える教育が必要ではないだろうか。物理や数学なんて大人になってから役に立たないと真面目に行っている人をたまに見かけるが、聞いているこちらが恥ずかしくなる。そこにも気づけないなんて。せめて気づいて、後悔して、次世代に大事さを伝えられる大人になりたいものだ。
まさか金属の研修からこんな思いにいたるとは思わなかった。
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