ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー に行ってきた

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タイトルの通り、「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」に行ってきた。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

<会場の注意>
まず、会場内は肌寒いです。
老若男女、一枚羽織る物を持って行きましょう。
さいたまスーパーアリーナだけの可能性もありますが、
衣装をまとった役者さんに合わせて
室温設定をしている可能性があります。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

<プロローグ>
(主催ではないみたいけど)ディスクガレージの有料会員である自分は、会員向け販売の連絡が来た際に申し込もうと思っていたのだけれど。どうやら見逃したらしい・・・。

毎朝たまアリを横目にしているのに行けないのでは、イエモンの二の舞だなぁと思っていた7月のある日。東京MXのツイッターが各プレイガイドでは手に入りにくいドラクエスペクタクルツアーのチケットはMXならまだあります的なツイートをしていた。

まだ手に入るんだ!と思ったものの、これ以上チケット取得用のアカウントを増やしたくないので、ダメ元でローチケで検索してみた。
あっさりありました。しかもS席まで・・・。9500円(税込)もするが、ここは大人、ちゃんとファミコン版のIからやってる身としてはケチる訳にはいかないと、webで予約し速攻ロッピーに走った。ミニストップのだけど。




情報が出始めたとき、何だか、それこそ海の物とも山の物ともわからないイベントだったので、二の足を踏んでいたのも事実だ。でも徐々に情報が解禁されてきて、テリー役が風間俊介だと知って、どうしても行きたくなった。そう、健次郎以来の彼のファンなのだ。

言っておくが、テリーのファンではない。テリーマンであればファンだけど。


ドラクエのイベントと言えば、IIかIIIの頃に当たったNKホールでのオーケストラコンサート(だったかな?)以来だ。
軽く検索してみたけど、調べきれなかった。当時デジカメとかあれば記念にチケットとか当選ハガキとか記録残していただろうけど。さすがに記憶が曖昧だ。
その後、シンデレラ城にミステリーツアーでできて、その記憶とごちゃ混ぜになっている。同じ舞浜カテゴリーで統合されてしまっている、自分脳。

仕方がないので、ドラクエIIの特典キーホルダーの画像でも・・・。




<当日、会場まで>
さいたまスーパーアリーナ公演開始直前の日テレ特番を見て、急に期待が高まったのだけれど。グッズなど下調べができなかった。
当日朝、休暇だったこともあり、グッズを見ると当然の如くプログラムに目がいく。記念に買うにはこれが一番。他には・・・、Tシャツも欲しくなるけど思いとどまる。
ご当地スライム?これだ!さいたまはサツマイモ?、川越だ、いまいちパッとしないけと仕方ない。

会場が近いので油断していたら、到着が開演まで30分を切っていた。グッズ販売(道具屋)の列を見ると、並ぶ気力が失せてきた。プログラムだけは会場内で買えるというので並ぶのは諦めた。ご当地スライムは終演後が明日早く来て買おう、人が少ない時に会場(入口)写真も撮りたいし、と納得させて。


<会場入り>
決まったらさっさと中に入るに限る。人混みを分け入りチケットを見せる。ローチケで予約した際には同日引き換えとあったが、ロッピーで発券するど、座席番号の記載があった。引き換えなしで済んだ。引き換えが必要なのは、予約のみの場合ということだろうか。

中に入ると、関係者からの花が飾られていた。まずは一枚、記念撮影。



ナンバリングタイトルの中盤以降、中村光一氏の名前をドラクエで見ることはなかったと思うが、花があって安心というか、嬉しいというか。
あぁ今は手元にないが「ドラゴンクエストへの道」を当時買っておいて正解だった。

中にも道具屋と看板がありプログラムのみ売っていた。プログラムではなく冒険の書らしい。
そんなこだわりは結構だが、売り子スタッフの”冒険の書”扱いが乱雑で閉口した。女性には重いのだろうが、封を開けテーブルの上に叩きつけていた。商品なのだから大事に扱って欲しい。スタッフの教育以前の人としての問題だと思う。

<以下、ネタバレ注意>
●オープニング前
開演時間前、二人のキャラクターが出てきた。設定はトルネコの手下(?)らしい。
どうやら、いわゆる前座らしい。次にトルネコが出てきた。芋洗坂係長だ。見た目ではわからない。
会場を温める演出らしい。うーん、夏休みとは言え、子供、特に小学生以下が思いの外多くいる気がしたが、どうやらこの観客席いじりをみていても子供向けっぽい。もしや、チケット取ったのは勇み足だったのか。
いやいや、オリジナル版Iからのファンである、ひるんではいけない。

ステテコタオルを使っての
ウェーブ
光腕輪の説明など、一通りが終わると、物語が始まった。

●オープニング
冒頭、各作品の”勇者”が出てきてナンバリング順に関係なく紹介された。二人目の紹介の時にパニックに陥った。カラーリングと言い、ナレーションと言い、理解できない。
あぁっ、そうかXではわかないはずだ。動揺している間に、知っているはずの”勇者”たちへのナレーションを聞き逃してしまった・・・。
冷静に見ていれば上部のスクリーンに作品No.が映し出されていた。

エンディング(エピローグ?)にも各作品の勇者が出てくるのだけど、緑色の勇者を見てまたもや動揺してしまった。ローレシアの王子と”サマルトリアの王子”がいるけど、”ムーンブルクの王女”はどこだと?ステージは中央にあって観客席が囲むように1周しているので、”向こう側”が見えない。向こうにムーンブルクの王女がいるのだろうか?、いや一回も見てないのはおかしい。
そこで、はたと気づいた。緑色の勇者はサマルトリアの王子ではなく、VII(?)の勇者だったか。

でも、各作品の勇者を出すという無謀さを許すなら、IIはローレシアの王子しか出さないのはおかしいだろう。ロトの子孫は、ロト自身そしてIの勇者が一人で有していた能力を3人で分けていた訳だろう。だったら、ローレシアの王子一人では役不足な訳だ。呪文使えないじゃん。


●オルテガとパパス
今回の物語はドラクエIIIがベースだと言う。
そこにアリーナ、トルネコ、テリーなどパラレルワールドと言うべき作品のキャラクターが出ていることで拒否感が生じることは否めない。
恐らくIIIは認知度、物語性からベース作品として選ばれたと思う。サブタイトルも如何様にでも解釈できる。
ただ、主人公(勇者)は後にロトと呼ばれるものの、仲間3人のキャラ設定が難しい。縁もゆかりもない者を仲間にしたIIIの今となっては最大の欠点。この欠点を逆手に取るとアニメ版「ドラゴンクエスト」(勇者アベル伝説)のようになる。でも限られた時間しかない舞台で、構築された世界観に新キャラを導入すると受け入れに時間がかかってしまう。
故に、これらの問題を払拭するために、キャラだちし、かつ人気のあるキャラクターを時間軸も設定も関係ない作品から召喚せざるを得なかったのだろう。時間軸を行き来したクロノトリガーが世界線を跨いだイメージか。

まぁドラクエの世界の話なので、各世界にいた登場人物が”声”に呼ばれたと説明されると、不思議と気にならなくなってしまう。そういうものだと。

さて、スーファミ版IIIがデフォルトとなったのか、冒頭オルテガとバラモスの戦闘場面があった。隣に座っていた見ず知らずの小学生兄弟の弟(低学年か)は、ラスボスはバラモスでなくゾーマ打的なことを言っていた。確かにそうだがよく知っている。こちらは「IIがハーゴン→シドーで、IVがエスタークだから、IIIはバラモス→ゾーマであっているか」と確かめるほど劣化している。
今どきの小学生はどのハードでIIIをやったのだろう。

で父子の物語ならパパスだってと思ってしまう。ストーリー性ならパパスの方が上か、一緒に冒険しているわけだし。だがVをベースにすると主人公がヨシヒコになってしまうということもあるか。勇者の格好(装備)的にもIIIが妥当なのかもしない。


●ビアンカとフローラ
ストーリーに直接関わってくる訳ではないが、ビアンカvsフローラがネタになっていたのには、笑えた。Vは物語性を言われる反面、IVやVI以降ほど仲間のキャラクターが立っていないのかもしれない。基本、親子3代で旅する話だからね。ここはピピンあたりにも登場して欲しかったね。


●サマンオサ
ジパングとイシスという固有名詞はいまでも覚えているし、ドラクエの世界観では異色な音楽なので曲も聴けば思い出す。ところが、サマンオサと聞いて、聞いたことある固有名詞だとは思うがIIIだっけと考え込んでしまった。
ラーの鏡もどうしてもIIの初出のイメージが鮮明で他の作品での使用実績値がパッと出て来ない。
あぁ確かに魔物が化けているお城あったよね、というレベル。


●一通り再プレイしたい
サマンオサのうろ覚えにショックを感じ、至ったのはI~IXまで通して再挑戦したくなったということ。
まさかIIIですら記憶が残ってないなんて。でも早く3DS版VIIIを終わらせないと。VIもやりたし、あぁVIIもほとんど覚えていない。残りの人生でどれだけ振り返れることやら。


●パノンは必要か?
パノンのキャラクター紹介の時、何かのノイズと重なっていたのか、よく聞こえなかった。パノン?、一瞬頭の中をクエスチョンマークがまわったが、あぁ確かに出てきたなとかすかな記憶が脳裏をよぎった。
勇者、テリー(戦士タイプ)、アリーナ(武闘家タイプ)、ヤンガス(ダメだ、職業がIIi仕様しか思いつかない、腕力系?)と4人いるからパーティーとしては十分じゃない。もう一人は馬車だよ!
それにしても、キャラクター人気で選んだせいか、このパーティーは職業的にバランス悪いね。個人的には僧侶系が、ビジュアルエフェクト的には魔法使い系が欲しいところだね。
そういう面でもパノンの選定が謎。そんなに人気あったのか。


●ライデインの系譜
勇者のみが使える呪文、色々出てきたけど、ギガブレイクは初耳だった。Xが初出か?
それよりIIIの勇者はギガデイン止まりではなかったか?
まさになんでもあり。ドラクエ版∀だ。


●アレフガルド
記憶違いでないことを祈るが、IIIのアレフガルドって普通の世界だったと思うのだが。すでに、IVたがVだかVIだかわからなくなっているが、みなやる気が失せているのはIIIのアレフガルドではなかったはずだ。演出とは言え、こちらが混乱する。メダパニか!


以下、つづく


#ゲーム #ドラクエ #ドラゴンクエスト

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