温泉

出張での宿泊先が半観光/半ビジネスという感じのホテルで風呂は個室ではなく温泉(共同浴場)。多角経営なのだろう、泊まらなくても温泉だけでも利用できるらしい。
泊まったのは日曜日、夕方にたくさんの温泉のみの利用者がいるように思えた。外の人が使えるのは21時までなので、それまで待とうと思ったが、そこは日曜日なので20時でも空いてるのではと行ってみた。
スリッパから先客は一人。脱衣場に入ると頭を乾かしていた。ラッキー!貸切だ。
と喜んだものの、長風呂を楽しめない体質なのだった。
昔、十代後半の頃は自宅で長風呂していた気がする。いい気分で歌っていたのを、家族に言われても気にすることなく、よく歌っていた。いま思えば近所迷惑で恥ずかしい限りだ。
それが最近はめっきり浸かっていられない。あの頃は熱めでないと疲れがとれた気もしなかったから、熱い湯に長く浸かっていられた。
一体いつからダメになったのだろう。社会人になり、実家を出、しばらくシャワー生活を送っていたせいだろうか。
そんな訳で、せっかく独り占めなのに、もったいない、と思いつつまずは露天に浸かってみた。外からの目隠しのために、星空は望めなかったが、空気はひんやりしていて、熱い湯が心地よかった。珍しくのんびりと浸かることでき、温度低めの内風呂も堪能した。着替えを含めて1時間弱。自分としては十分のはずが、朝風呂まで試してみたくなった。かなり珍しく。普段は面倒でそんな気が起きない。やはり他に誰もいないのが功を奏したか。
翌朝、出発時間が遅かったせいもあるが5時半に、またしても独り占め。大満足だったが、この後の出張作業が長かったな。

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